盛況で、立ち見が出るほどでした!ありがとうございます。
いらしてくださった皆様。本当に、手狭でごめんなさい。
ずっと、大好きなアコーディオン奏者の岩城さんに
是非うちでライブしてくださいってお願いしていたんですが、
実現した上に、素敵な新しい楽器との出会いもあり、
興奮しっぱなしの一日でした。
ライブ前。先に到着した坂入さん。わたし、初対面だったんですが、
大きな楽器を取り出してチューニングしながら、
「この楽器は手作りで」とか「弦は釣り糸なんですよ」とか、
色々お話してくださって。
その糸を手繰る姿、職人さんが糸を紡ぐみたいに。
岩城さんが到着してから、音あわせが始まり、
坂入さんの指が弦をはじいて音を紡ぐと、
岩城さんのアコーディオンが蛇腹で呼吸をしはじめる、みたいな。
なんだか、不思議な空気が生まれる。繊細で神聖な雰囲気。
集まったお客さんも、「コラ」という未知の楽器に興味津々な様子の方が多く、
アコーディオンのみのライブだとよく「このボタンは何?」とか話題になりますが、
今日は「コラ」のお話をいっぱい聞かせていただきました。
これが、「コラ」
西アフリカのマリ帝国の時代からの伝統的な民族楽器で
ボディはひょうたんからできているとか、
弦は7本ずつ過去・現在・未来をあらわす21本が本流、とか
王様お付の子守唄弾きの役割のコラ奏者がいる、とか
いろいろなトリビアが出てくる!おもしろい!
ライブは一曲一曲、繊細な音の粒と波が絡み合う
シンと聞き入る曲が多く、
灼熱の暑さの中に水がすっとしみ込んできて広がるような、
いや、本当に人口密度高くて暑かったんですが、
暑さが引くような凛とした空気を生み出すような演奏でした。
1st
プールサイド
うすくれないの雨
マクラノキオク
草原の目
カミーノ
2nd
ジャラビ
ホレホレ節
水脈
旅するメコン
くもり空
enc.
クローブとシナモン(ミルトン・ナシメント)
素敵な演奏を披露してくださったお二人。
ありがとうございます。
【 Accora 】
コラ : 坂入ヤスヒロ・YASUHIRO SAKAIRI
アコーディオン : 岩城里江子・RIEKO IWAKI